自己肯定感は【感覚】
自己肯定感とは、頭で理由も根拠も理屈もつけることなく、「自分は生きてるだけで価値がある」と感じる【感覚】だ。
自己肯定感の本当の意味については、自己肯定感とは?をお読みください。
つまり、自己肯定感を回復するためには【感覚】を感じるということが大事になってくる。
「感覚」「感情」よりも「思考」優位
私たちの生活は感覚や感情を感じるよりも、思考優位になっている。
何も意識しないと、「〜すべき」「〜した方がいい」「メリットは?」「リスクは?」等という思考を優先にし、判断しているのではないだろうか。
もちろんそういう判断基準が必要な場面も往々にしてある。
しかし、ずっと思考優位だと自分はどうしたいのか、自分の本音本心がわからなくなってしまう。
「感覚」「感情」を少しずつ取り戻していこう
私たちの感情には、例えば「嬉しい・悲しい・腹が立つ・寂しい・怖い・・」等様々なものがある。
感情の名前は様々にあるが、元々は身体反応が先にあり、言語が発達する中でその身体反応に名前をつけたものだと言われている。
この感情をなかったものにしていることも多々あるのではないか。特にネガティブ感情を。
まずは、この感情を押さえつけるのではなく、なかったものにするのではなく、「感情を出してもいい」「感覚・感情を感じてもいい」と自分に許可を出してあげよう。
「感情」は風のようなもの
「感覚」「感情」は風のように自然に発生してくるもの。
自然と吹く風を止めることはできないように、私たちの中に湧き出てくる「感情」を止めることはできない。
少しは我慢することはできるが、ずっとはできない。
特にネガティブ感情に対して、こんな感情感じちゃダメだと否定的になって押さえつけるのではなく、
「いいよ。そうだよね。腹立つよね」って感じてあげることがとても大事だ。
そっと寄り添ってあげるようなイメージで。
そして、そんなネガティブ感情を感じてる自分を否定しないこと。
今までずっと我慢して、押さえつけて、なかったことにして、見ないようにして溜め込んできた感情が顔を出してきているのだ。
感情については別途記事を書くが、まずは感じてあげることが大事だ。