歌うことが生きる証のようだった私。
でも気づけば、歌のプレッシャー、人前の緊張、比較、嫉妬、自己否定に押しつぶされ、
歌が“好き”より“怖い”に変わっていました。
息が止まる、手が震える、
人の視線が矢のように刺さる──。
長年信じてきた「私は歌うために生まれた」という想いは揺らぎ、
自分の価値すら見えなくなっていきました。
そんな私がどうやって心を立て直し、
再び“私の声”を取り戻すことができたのか。
これは、歌を失った私が
自分を許し、受け入れ、回復していった物語です。
目次
歌とカウンセリングは、私の中で一本につながっている
「歌とカウンセリングって全然関係ないですよね?」
そう言われることがよくあります。
でも、私の中では最初からずっと、
おなじ一本の線の上にあることなんです。
大学時代から教会に通い、教会で歌う機会をたくさんいただき、
私は歌を通して、誰かの心に触れる喜びを知りました。その瞬間が本当に幸せでした。
歌って、心の奥の“本音”が表れ、“本音”にふれるもの。
カウンセリングも、心の声をそっとすくい上げるもの。
私にとってこの二つは、
どちらも“心の声”を扱うものでした。
「歌う場所」を失った私が感じた嫉妬と苦しさ
年齢を重ねるにつれて、
少しずつ歌う機会が減っていきました。
若い頃は当たり前のように呼ばれていた舞台にも
声がかからなくなり、
その代わりに別の人が起用されるようになった。
心の中がざわつきました。
-
どうして私じゃないの?
-
あの人ばかり評価されてる。
-
私はもう必要とされてない?
嫉妬して、憎んで、
企画者まで恨むようになっていく自分。
そんな自分を見て、
「こんな私、ダメだ」と強く責めました。
悲しかったはずなのに、
その悲しさには寄り添ってあげられなかった。
ただただ、
“他人を妬む自分”を責めることだけに
心を使ってしまっていました。
本当に苦しかった。
自分を責め続けた日々と、止まらない緊張
「年齢じゃなくて、私が下手だから選ばれないんだ。」
そう思った私は、
歌を必死に習い始め、たくさんお金もかけました。
でも、状況は変わらなかった。
そして、ある時から
人前に立つことが怖くなってしまったんです。
-
見られている
-
評価されている
-
どうせ“ダメ”って思われる
そんな恐怖が体を支配して、
手は震え、息は浅くなり、
歌うことが楽しくなくなっていきました。
歌が“怖い”に変わった瞬間
「私は歌うために生まれた。」
ずっとそう思ってきたのに、
その“天職”のように思っていたものが
ある日突然、
自分を苦しめる存在になってしまった。
歌えない私は何者なの?
私は何に命を捧げて生きていけばいいの?
自分の“軸”が失われていく感覚でした。
「歌うために生まれた」…その言葉を信じ切れなかった私
その間も、神様は
いろんな形で私に
「あなたは天の歌手だ。天の歌姫だ」と
温かい愛や励ましを伝えてくれていました。
でも私は、その愛を
まっすぐ受け取ることができていなかったんです。
自己理解プログラムとの出会い ― 自分の土台を見つける旅が始まった
そんな時に出会ったのが、
自己理解プログラムでした。
そこで私は初めて、
“自分の強い願い” や “自分が大切にしている価値観” を明確にしました。
-
「自分に自信を持って、自分らしく表現して生きたい」
-
「他の人にもそうあってほしい」
ずっと心の奥にあった願いに気づいて、
涙があふれました。
そして、
歌に悩んできた私は自然と
自己肯定感やメンタルに興味があるとわかりました。
メンタルノイズ心理学との出会い ― “この先生から学びたい” が最初の一歩
自己肯定感について学んでいく中で、
「この先生から学びたい」と心が強く動いたのが
メンタルノイズ心理学 でした。
最初は、講座を受ける前に
「本当に変われるのかな?」
「私に合うのかな?」
と半信半疑のまま、セルフワークだけ を試してみました。
でも、そこで起きた変化が本当に大きかった。
セルフワークだけでも
「現実」が変わり始めた。
心が整う感覚が、毎日の中で確かにあった。
「これなら前に進める」
そう思えた瞬間が、確かにありました。
心のクセがほどけていくと、歌も呼吸も軽くなった
メンタルノイズ心理学を学び、
実践し、
セッションも受ける中で──
私は本当に生きやすくなりました。
それだけじゃなく、確かに「現実」が変わり始めました。
-
自分を責める心のクセが薄れていき
-
ずっと恨んでいた人への感情が消え
-
歌うときの緊張や息の浅さもほぼ無くなり
-
自分のことを「まるっとOK」と思えるようになった
生きるのがこんなにもラクになるんだと驚きました。
だから私は、今 “届ける側” に立ちたい
深く悩んできた私だからこそ、
今悩んでいる誰かの力になりたい。
「その苦しさは手放せるんだよ」
「もっと幸せになっていいんだよ」
「あなたの個性は、輝いていいんだよ」
そう伝えたい。
私は、あなたの“心の声”を大切にしたい。
そして、その声を安心して表現できる場所を守りたい。
最後に──あなたへ伝えたいこと
あなたは、あなたのままで愛されていい。
悲しみも、嫉妬も、不安も、全部あっていい。
どんな感情も、あなたの大事なサインだから。
もし今、苦しさの中にいるなら、
私はあなたの味方でいたいと思っています。
あなたの小さな声を、一緒に見つけにいきましょう。
【この記事を読んでくれたあなたへ】
私が「歌うことが怖くなった時代」や
「自分を責め続けて苦しかった時期」を抜け出せたのは、
心の仕組みを知り、自分の気持ちを大切にする生き方に変えたからでした。
もし今、あなたも…
-
人と比べて落ち込んでしまう
-
自分を責めてしまう
-
人前や評価が怖くて苦しくなる
-
本当はもっと自分らしく生きたい
-
心の奥にある“本音”を取り戻したい
そんな思いがあるなら、
その心の重さは、ひとりで抱えなくて大丈夫です。
あなたがあなたらしく輝けるように、
心のサポートをしています。
■提供しているサービス
◆ カウンセリング体験セッション(60分)
あなたの今の悩みや“心の渋滞”を一緒にほどき、
本音に気づくための体験セッションです。
-
自己肯定感を育てたい
-
他人の目が気になる
-
生きづらさの正体を知りたい
そんな方におすすめです。また、
◆ 心を歌うカウンセラー有希だからこそのサポートがあります。
歌のプレッシャー、人前の緊張、自己否定…。
かつての私が苦しんできた分だけ、寄り添える。
-
楽しく歌えなくなった
-
声が震える・息が続かない
-
評価が怖い
そんな悩みを、心の面から一緒に整えていきます。
■お問合せ・お申し込み
セッションの詳細・日程・ご相談は
HPの【お問い合わせ】またはInstagramのDMからお気軽にどうぞ。
あなたがあなた自身を大切にしながら、
“ありのままのあなたで生きる人生”へ歩み出せますように。

