初めて作詞作曲した「小さな私」について、
様々嬉しいコメント頂いてます✨聴いていただきありがとうございます。曲について、解釈は聴く人のものなので、自由に感じて受け取って頂いて良いと思っています。
これは私のエピソードとして書き残しておきます。
この曲は私自身の体験から作られた曲です。
「小さな私」はこちらから↓

「小さな私」のエピソード
これから先のことを考えて、何かしたいなと思っていた時。
「私は何がしたい?何をやっていく?」
「私は何が好きなんだっけ?」
これらを自分に投げかけた時、答えが出てこなかった・・・
というより、出てきたとしても、
「いや、でも、〜した方がいいし」
「〜すべきだよな」
こういう言葉ばかりが頭の中にいっぱいになってしまった。
自分の気持ちが分かるようで全然わからない・・
自分の本音をずっとずっと遠くに置いてきてしまったような感覚になった。
いい人であろうと、ネガティブな気持ちは抑え込んで。
きちんとした人であろうと、足りないところは見せずに。
完全な人であろうと、弱い部分は隠して。
誰からも嫌われない人であろうと、「大丈夫」って明るく笑顔で振る舞って。
素敵なお姉さん的な存在であろうと、どこか違和感感じながら演じて。
私らしく生きることをずっと怖がってきた。
浮かんできたイメージ
そんなある日。
私の心の中に、5歳くらいの小さな私が冷たい灰色の部屋の中で立ち尽くしている光景が浮かんできた。
寂しそうで、悲しそうで一人ぽつんと泣いていた。
イメージの中でその子に「今までごめんね。寂しかったね。悲しかったね。もうあなたを独りぼっちにしないからね。」って抱きしめてあげた。
その子は明るく笑って。
その子の周りがオレンジ色のような黄色のような柔らかな色で包まれるのと同時に、不思議と私の心も温かくなって、目から涙が溢れ出した。
周りの人に私のことをもっと分かって欲しいって思ってたけど、一番無視して、分かってあげてなかったのは自分自身だったんだなとハッとした。
もう私の気持ちを大切にして生きていい。もう私自身を大事にして、私らしく生きようって決めた。
そんな1つの体験と思いから生まれた曲です。言ってしまえば自分のために作った曲。
でも、同じように、他人の期待に応えて必死に生きてきた人や自分らしく生きたいと思ってる人に届いてくれたら、とてもとても嬉しいです。