私の家族構成
医師として働く父と、保健師の母。
元教師で今は足もみに力を入れている3歳下の妹と、最近出産を終えた8歳下の妹。そして私の5人家族だ。
両親共に定年を迎えているが、今もなお続けて働いている。
共働きで、3人の子供を育て上げる。とうてい自分はできないなと思ってしまう。
何不自由なく育ててくれた両親に対しては本当に尊敬するし、感謝でいっぱいだ。
今回は特に私の3歳下の妹について書いておきたいなと思う。
妹は羨ましい存在
妹は明るくて、ひょうきん者で、おてんば。でも、自分の意見もはっきり言うし、勉強もできる。宿題も言われる前に自らやる子だった。自然と周りには人が集まっているようなリーダー的存在。そして、顔は大人びてる美人さん。そしてサラサラのストレートヘアの持ち主。
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私にないものをたくさん持ってる子だった。いいなーってどこかでいつも羨ましかった。
私はというと
どちらかといえば大人しく、控えめな性格。(母いわく、ずっと昔はおてんば娘だったそうだが。)遠慮がちな性格で、嫌なことでも我慢してやる。勉強は理解してるふりが得意。宿題は言われてイヤイヤやる。顔は美人さん(自分でいうのもなんだが、自分の顔好き)だが、髪の毛はクセの強いクルクルの天然パーマ。
比べられることが多かった幼少期
2人で並んでると、初対面の大人は「どっちがお姉さん?」と必ず聞いてきた。そして、大概は妹を指差して「お姉さんでしょ?」と言ってきた。ほぼ正解を当てた大人はいなかった。それくらい、妹は大人びていた。
幼いながらにいつも傷ついていたことを覚えている。すごく悲しかった。
親からは勉強面でも、「妹はよくできるのにあんたは、、」と言われていた。
だから妹が羨ましかったし、いつもどこかで妹の存在が気になっていた。今思うと、ライバル視してたのかもしれない。
こうやって振り返ると
幼少期から、
「ありのままの自分じゃ愛されない」
「ありのままの自分じゃ認めてもらえない」
「お姉さんっぽくならなくちゃいけない」
「強くならないといけない」
「ちゃんとしなくちゃいけない」
こんな思い込み、勘違いをしてきたのだと思う。
こうやって自分を奮い立たせて頑張って生きてきた私。
これによってすごく生きづらい思いをしてきたけど、
こんなかわいらしい勘違いをして生きてきた自分に、あの時の私に、こう言ってあげたい。
「ありがとう。もう大丈夫。あなたはあなたのままで愛されてるよ。」