ずっと自己否定の人生でした

About me

考えてみると、ずっと自己否定してきた人生だった。

なぜか。

いつも何かと、誰かと比べて自分を見ていたから。

比較して見て、自分にどこか足りないところ、欠けてるところを粗探ししては

自分に「×バツ」印をつけてきた。

そして、その人みたいにならなくちゃって頑張ってきた。

1番の象徴が、髪の毛だ。

 

私の髪の毛事情

昔からクセの強いクルクルの天然パーマだ。何よりもコンプレックスだった。

小学生くらいまではクルクルでも可愛かったが。

中学以降になると、可愛いでは済まされず、毎日収拾がつかず爆発していた。

高校になると、なぜか部活のルールで全員ショートカットにしなくてはならないという大惨事。

見た目から強くするため、だそうだ。

お達しを受けて仕方なく美容院へ行ってみるが、ご想像通りのヘルメットヘアの出来上がりだ。

お世辞にも全然強そうには見えなかった・・・

部活で汗をかくと、更にクルクルになるという何とも悲しい状態になった。

耐えきれず、縮毛矯正を初めてやってみたが・・・

縮毛矯正が出始めの頃だったのか、使用した薬剤のせいなのか、

今度はハリネズミ状態のツンツンヘアの出来上がり。

何とも髪の毛には散々悩まされてきた人生だった。

どれほど親を恨んだことか。

なんで私だけ天パーなのか。妹はサラサラストレートヘアなのに。

私は親の良くないところを全部受け継いで生まれた、と。

 

大人になったら全剃りしたいと鏡を見て泣きながら何度思ったことか。

ずっとずっとストレートヘアに憧れ続けた数十年だった。

 

大人になって

結局全剃りにはしなかった。

ストレートパーマ、縮毛矯正等、美容師さんの技術と薬剤の力をお借りして、

ずっとストレートヘア生活を送ってこれた。

 

でも。ある時、

もういいや!って思った。

39歳の現在。私のクルクル天然パーマ(またの名を「カーリーヘア」)を存分に楽しんでいる。

自己否定をし続けて、憧れを追いかけるのはもう疲れたみたい。

自分らしく生きたいって強く思った。

 

カーリーヘアの私は、

一番【私らしい!】

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